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団地暮らしの現実(リアル)2 〜団地暮らしのあれこれ〜

近年、一人暮らし、DINKS、子育てファミリー層など若い世代を中心に団地リノベーション(団地リノベ暮らし)への関心がますます高まっているようです。
でも、団地リノベーションに興味はあるけど、団地で暮らすのって実際にはどんな感じなの?と気になってる方も多い様子。
そこで団地暮らしに対するリアルな意見や体験談をいろいろと見聞きしたものをまとめてコラムにしてみました。題して、「団地暮らしの現実(リアル)」。
団地暮らしに興味のある方の参考になれば幸いです。

団地のご近所付き合いはどんな感じ?

団地に住むと、ご近所付き合いが大変なのではないかと気になる方も多いと思います。
団地住まいのスタッフや関係者から見聞きしたところでは、すれ違う際に挨拶したりとか回覧板がまわってくるぐらいで、普段は特別大変なことはない様子。
数年一度まわってくる管理組合に関わる際には、それなりにやることもあって大変なこともあるかもしれませんが、これに関しては一般的なマンションでも同じですね。

高齢者の住人が多い?

古くからある団地は高齢者の住人が多いのは確かです。団地は環境が良いので居心地がよく、それ故に長く住む方が多いということでもあります。
しかし、着実に住人の入れ替わりは進んでいて、新たに入居してくる方は、一人暮らし、DINKS、子育てファミリーなどの若い世代がほとんどです。これは、団地リノベーションが注目をされたり、URがMUJIやIKEAとコラボレーションをして話題になったり、隈研吾氏や佐藤可士和氏が関わる”団地の未来プロジェクト”など全国各地でクリエイターの関わる団地再生プロジェクトが盛り上がりを見せている等の影響が大きいようです。

古い団地っていつまで住めるの?

団地などコンクリート建築の寿命に関して、国土交通省の報告書によると、”構造体としての鉄筋コンクリートの効用持続年数は、一般建物(住宅も含まれる)の耐用年数で120年、外装仕上げのメンテナンスにより延命し耐用年数は150年”といった研究結果が報告されています。
ただし実際に団地を長く住めるように長寿命化するには、定期的なメンテナンスが必須となります。一部の団地では、築100年以上を目指す百年団地を宣言して運営計画を進めているところもでてきています。

草刈りや清掃は住人がするの?

団地の草刈りや清掃は住人たちでおこなうのではと勘違いされている方も多いのですが、それは公営の場合です。低所得者向けの公営では費用が抑えられているため、草刈りや清掃は住民の当番制でおこなっているところが多いです。
民間やURの分譲団地では、基本的には草刈りや清掃は委託した業者がおこないます。
ただ、(これは一部のマンションでもあったりしますが)維持費を抑えるためにあえて自主管理にしている団地もあります。その場合は、一部草刈りや清掃を住人による当番制にして、月々の管理費を出来るだけ安く設定していたりしています。
また、自主管理ではなくても、やはりできるだけ維持費を抑えようと一部の植栽などをボランティアでおこなっている団地もあります。ボランティアの場合は参加希望の人たちで集まり、定年後に時間ができたとか植栽の手入れが好きだという方の楽しみとして関わっていることも多いようです。

団地で犬や猫と暮らせる?

ペット可の団地であれば可能です。最近では、昔は駄目だったけど規約を改正してペット可になった団地も増えてきています。
飼育細則があったり、管理事務所に届け出が必要なのは一般的なマンションと同じです。

弊社では、主に神奈川(横浜・鎌倉・湘南)エリアでの団地リノベーション実績が豊富です。
団地のリノベーションに興味のある方は、是非ご相談くださいませ。
また、古い団地の買取も強化中です。売却を検討されている方もお気軽にご連絡くださいませ。

参考文献
国土交通省 平成25年「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」報告書

団地暮らしの現実(リアル)1 〜団地の定義・種類とは〜

保護猫と共生する団地リノベ暮らし 〜リノアスお客様インタビュー2〜

団地リノベーションで鎌倉移住を実現 〜リノアスお客様インタビュー1〜

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