(2024年3月追記)
団地リノベーション(団地リノベ暮らし)に興味のある方の参考になれば幸いと、弊社が過去に手がけた団地から、特に魅力的なものをセレクトして紹介していきます、「素敵な団地案内」。
第三回は、藤沢市西部(大庭・ 遠藤・石川の各一部)と茅ヶ崎市堤地区の一部にまたがる「湘南ライフタウン」です。
湘南移住計画を検討している方を悩ませるのは人気エリアゆえの相場の高さ。しかし、駅から離れたり築年数を経た中古物件だと湘南エリアでも手頃な物件がでてきます。
コロナ禍以降、テレワーク(リモート)や時差通勤の普及も進み、利便性よりも環境重視の方も増えてきています。環境を重視したいから、落ち着いた雰囲気の自然豊かなところに住みたい。そんな移住希望者に今後注目されていくであろう団地が「湘南ライフタウン」です。
こちらの敷地設計は、「中銀カプセルタワービル」「国立新美術館」などの代表作で知られている、あの有名な建築家・黒川紀章氏によるもの。大きな幹線道路に平行して裏道のような生活道路が配置され、都市と農村の共生を目指して開発地内の農家を残す設計がされたのが特長。1987年にかながわのまちなみ100選にも選ばれるなど評価されています。
敷地内は、車の抜け道がないようにと多くの交差点が十字路ではなくT字路で構成されているので、狭い住宅地の中を車がスピードをだして走り抜けるようなことも少なく、歩行者がゆとりをもてるようにと工夫されています。
また、団地の建物と農家・農地が共存しているので、似たような団地の建物が無機質に配置されているようないわゆる “団地街”らしい景観ではありません。団地内の建物も県営、県公社、民間、UR(旧公団)などが入り混じり低層から高層まで様々な種類が建てられていてバラエティに富んでいるので、なんとなく団地街の景観が苦手だったという人でも抵抗感はないのではないかと。
敷地内には、公園も多数あり、市民センター、図書館、学校、病院、スーパー(イオン、デポー等)、ドラックストア(クリエイトS・D、ハックドラック等)などが揃っていて、一人暮らしでも子育てファミリー層でも日常生活に不便はなさそうです。また、団地の一室を活用した介護福祉施設などユニークな試みも。
最寄駅はバス利用にはなりますが、JR東海道線「辻堂駅」、小田急江ノ島線「善行駅」、小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーラインが乗り入れる「湘南台駅」へのバス便が豊富です。
団地の周辺も農地や緑地が豊かなので、のどかな里山のような雰囲気。いわゆる海岸沿いからイメージされるような湘南らしさは感じないのですが、藤沢市と茅ヶ崎市にまたがる湘南エリアにあるだけあって、サーフィン等でお出かけの際にも車があれば比較的すぐに海岸方面へとアクセスすることも可能です。
今後、湘南移住希望者からの注目が高まっていきそうな「湘南ライフタウン」。
こちらの団地リノベーションに興味をもった方は、是非一度弊社にご相談下さいませ!
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