近年、一人暮らし、DINKS、子育てファミリー層など若い世代を中心にリノベーションに関する関心はますます高まってきています。
特に若い世代にとっては古い建物自体に新鮮さを感じる方も増え、アンティーク家具や古着などと同じくビンテージ感を求める感覚で、レトロマンションや団地を気に入る方も多いのだとか。
また、昨今では、『スクラップ&ビルド』から『ストック&リノベーション』へと世の中の流れが変わってきたり、SDGs(エス・ディー・ジーズ)、サスティナビリティ(Sustainability)といった価値観も重要視され、環境問題や古き良きものはもっと大切に継承してしていこうという側面からリノベーションだけでなくアップサイクル素材への注目も高まってきています。
アップサイクルとは、本来であれば廃棄されてしまう物をデザインやアイデアなどで新たな付加価値を持たせて、また別の新しい製品へとアップグレードして生まれ変わらせること。
昨今では、ファッションやインテリアなどでアップサイクルがトレンド化しつつあります。
そこで今回は、弊社の過去の事例から、リノベーションにアップサイクル素材を取り入れた事例を紹介させて頂きます。
足場板に使われていた古材を活かした古材ミラー
建築現場などで使い古された足場板の古材をフレームにしたミラーです。
鏡を開けると収納になっている壁掛けキャビネット仕様のものもあり、細々とした物は裏側にしまっておくことができます。
こちらの事例では、造作の洗面台にキャビネット仕様の古材ミラーを採用。
新しい素材では出てこない時を経た木材ならではの独特の渋い色合いが素敵です。
廃棄タイルを生まれ変わらせたタンブルボーダー
タンブルボーダーとは、製造過程で折れてしまい廃棄予定だったタイルに、独自のエイジング加工を加えることで味わい深いアンティークタイルとして生まれ変わったもの。
こちらの事例では、キッチンカウンターと壁に採用。
独特の柔らかいラインによって、優しい空間を演出しています。
弊社では、主に神奈川(横浜・鎌倉・湘南)エリアでのリノベーション実績が豊富です。
物件探しや住み替えからのサポートもできますので、中古マンション・団地のリノベーションに興味のある方は、是非ご相談くださいませ。
また、中古マンション・団地の買取も強化中です。売却を検討されている方もお気軽にご連絡くださいませ。