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いろいろある、団地のかたち

人件費や資材高騰化等による物件価格高騰や金利の上昇も続く影響から、価格が相場よりも手頃になる築年数の古い団地物件に関する関心が高まってきています。
内装が古くても、適切なリノベーションを施せば快適に過ごすことができます。
団地の基本的な定義としては、敷地内に複数の建物が建っていることを指しています。
団地といっても一戸建ての住宅が集まっている『住宅団地』、工場や倉庫が集まっている『工業団地』と呼ばれるものもあります。ただ世間一般的に『団地』というと、同一敷地内に建てられている集合住宅の建物群のことを指していることが多いです。
何となく、5階建てぐらいまでのエレベーターがない建物というイメージがあるかもしれませんが、団地の建物には様々なかたちが存在していて、それぞれにメリット・デメリットがあります。

低層型

エレベーターのない3階〜5階建ての高さの形状です。
特に5階建ての形状のものは、いわゆる一般的な団地の建物としてイメージされている方も多いと思われます。

メリット
・エレベーターがないことで、修繕費が抑えられる。
・階段しかないことにより半ば強制的に運動ができて健康維持に役立つ。
・5階までの低層型の大半は、地震に強い壁式構造を採用。壁式構造の建物であれば、1981年6月1日以前に建てられた旧耐震の建物でも十分な耐震性が認められて耐震基準適合証明が取得できるので、住宅ローン控除やフラット35も対応になる可能性が高まる。

デメリット
・エレベーターがなく階段しかない

高層型

六階以上の高さで、見た目は一般的な高層マンションに見える形状です。
大半は、エレベーターのある建物となります。

メリット
・エレベーターがあるので高層階や荷物が多くても楽になる。
・世帯数が多くなり、管理費が抑えられている可能性が高くなる。

デメリット
・エレベーターがあるのでその維持やメンテナンスのために修繕費が低層型に比べて高めになる。
・1981年6月1日以前に建てられた旧耐震の建物の場合、後に耐震診断をした結果で補強が必要となれば修繕費が大幅に上昇する可能性がある。

メゾネット型

室内に内階段があり、2階以上の階層がある形状です。
集合住宅に近い管理体制がありながら、一戸建に近い感覚で住むことができます。

メリット
・階段があることで、フロアごとに生活空間をわけることができる
・ペットがいる場合、階段で運動させられる
・天井が高く開放的な物件が多い

デメリット
・室内で階段の昇り降りがある
・階段があることで、掃除が大変になる
・冷暖房効率が悪くなる

タウンハウス型

長屋形式で、戸建てがくっついて並んでいるような形状です。
メゾネットよりもさらに戸建に近い感覚になり、戸建の独立性と集合住宅に近い管理体制が得られます。

メリット
・戸建て感覚の居住性で、上下階の騒音が発生しない。
・専用玄関のため、プライバシーが保ちやすい。
・戸建てそのものを買うよりも安く抑えられることが多い。

デメリット
・戸建てと違って左右は接しているので、隣の音が聞こえてくる可能性がある。
・両隣に挟まれている場合は、採光・風通しが良くない可能性がある。
・リフォームに大幅な制約があることがある。

 

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