リノベーションを検討される方にとって、床材選びは重要なポイントになるかと思われます。
単に床材といってもフローリング、フロアタイル、畳、カーペットなどさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。
そこで今回は、床材の違いについて弊社ならではの視点でまとめてみました。
フローリング
現在の床材の主流であるフローリングのメリットとしては、ある程度の硬さがあるので重い家具を置いても跡が残りにくいことです。また、ホコリや髪の毛などは掃除機やモップでささっと綺麗になるので掃除が手軽におこなえます。
デメリットとしては、カーペットや畳などと比較して硬くて丈夫な分、転倒時に骨折などの怪我をしてしまう可能性も。また、張り替えが気軽に行えない、ある程度硬さがあるゆえに床の防音をしっかりしておかないと階下に音が響いてしまうことにも注意が必要です。
フロアタイル
塩ビ素材の床材であるフロアタイルは、近年目覚ましい進化と遂げていて木目柄や石目柄などは凸凹も再現され本物と間違うほどリアルなデザインとなっています。メリットとしては、比較的安価で耐水性もあることがあげられます。
デメリットとしては、フローリングと同じく硬くて丈夫な分、転倒時に骨折などの怪我をしてしまう可能性があり、同様に床防音をしっかりしておかないと階下に音が響いてしまうことにも注意が必要です。
畳
かつて日本の家の床材といえば、主に畳でした。一時期は減少傾向でしたが、近年若い世代に見直されて部屋の一部を畳スペースにする方も増えてきています。畳のメリットとしては、湿気を吸収・放出してお部屋を快適な湿度に保つ調湿効果があげられます。また、フローリングと比べて、空気を含む分クッション性・防音性にも優れるとされています。
デメリットとしては、フローリングと比較して重い家具などを置くと跡が残りやすいことがあげられます。
カーペット
近年の洋室はフローリングがメインですが、一昔前はカーペットが主流だった時期もありました。現在でも高級ホテルなどではカーペットが主流となっています。カーペットのメリットとしては、素材の柔らかさにより、硬い床材と比べて転倒時に怪我をしにくいことがあげられます。また、素材の柔らかさゆえにクッション性や防音効果にも優れています。
デメリットとしては、布という特性上、フローリングや畳と比較してホコリがたまりやすく、液体の汚れがシミになりやすいことです。しかし、ウールなど素材によってはホコリを吸着して空気中に舞いにくくし、撥水性が高くて汚れに強いものもあります。
弊社では、主に神奈川(横浜・鎌倉・湘南)エリアでのリノベーション実績が豊富です。
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